2025.10.20

0歳児「さつまいものおやきをつくったよ」

10月。新しいお友だちを迎え、ますますにぎやかになった0歳児クラス。
園庭の木々が秋色に染まりはじめたこの季節、「秋の味覚を五感で感じてほしい」という思いから、さつまいものおやきを作りました。

はじまりは絵本『やさいさん』の読み聞かせ。
食材に親しみを持てるようにとページをめくると、こども達は笑ったり、目を丸くしたり。
少しずつ反応が豊かになっていく子どもたちの姿に、保育者もほっこりと嬉しくなります。

そして登場したのは、本物のさつまいも。
ずっしりと重くて、ゴツゴツしていて、ちょっと冷たい。
じっと見つめたり、トントン叩いたり…まるで小さな研究者のように、真剣な表情でおいもの感触を確かめていました。

柔らかくしたさつまいもを袋に入れ、豆腐やきな粉、片栗粉と一緒にモミモミ。
「これ、なあに?」「つめたいね」とでも話しているようにお友だちと顔を見合わせながら、手のひらいっぱいに秋のぬくもりを感じます。
おいもがまとまると、スプーンで一口サイズに分けて「おいしくなぁれ」と声をかけながらお皿に並べました。

焼きあがったおやきがテーブルに運ばれてくると、目を輝かせる子どもたち。
ほのかな甘みと香ばしい焼き目に、思わずにっこり。
「自分たちで作った」という体験が、いつもより少し特別な味にしてくれたようです。

バナナきな粉スムージーに続く今回のクッキングも、
“食べることって楽しいね”という気持ちを子どもたちと一緒に感じる、あたたかなひとときになりました。
おやきを食べるときは、保育者がそばにつき、水分を取りながらゆっくりと。
安心できる環境の中で、みんなで秋の味を楽しみました。

    


2025.10.17

🌈日高にじいろマルシェを開催しました!

令和7年10月4日(土)、秋晴れの空のもと「日高にじいろマルシェ」を開催しました。
会場は日高ななつ星と日高神社。地域のお店やキッチンカー、日高ななつ星・日高さくらの木の職員、そして児童クラブの子どもたちと職員によるブースなど、全部で31店舗が並びました。

グルメや雑貨の販売のほか、子どもたちが楽しめる体験コーナーや、神楽殿でのステージ披露など盛りだくさん!
会場には園児や小学生、保護者の皆さん、地域の方々がたくさん訪れ、親子やお友だち同士でにぎやかにイベントを楽しむ姿が見られました。

お天気にも恵まれ、笑顔あふれる一日となりました。
ご来場・ご協力くださった皆さま、ありがとうございました!

   


2025.09.19

✨耳つぼジュエリーでリフレッシュ✨

先日は、スリジエ・リアンで大人気の【耳つぼジュエリー】の日でした。
きらめく小さなジュエリーが耳元を彩り、ストレス緩和やリラックス効果も期待できる特別なひととき。日々がんばるママたちの表情がふっとやわらぐ瞬間を、私たちも一緒に感じることができました。

その間、お子さんたちは職員と一緒にお気に入りのおもちゃで遊んだり、絵本を楽しんだり。眠りから目覚めて涙がこぼれてしまった子も、ぎゅっと抱っこのぬくもりに包まれて安心した表情を見せてくれました。

ママもお子さんも、それぞれに心地よい時間を過ごせる――
そんな“ほっとできる居場所”でありたいと、私たちは願っています。

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2025.09.12

サトシンさん 絵本よみまショー

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9月4日、絵本作家のサトシンさんをお招きし、「絵本よみまショー」を開催しました。
昨年も来園していただいたので、子どもたちは朝からとても楽しみな様子。
園にサトシンさんがいらっしゃった途端に「サトシンさ~ん」「絵本読むの~」と、目を輝かせて声をかけていました。

代表作の『あかねこ』や大人気の『うんこ!』、さらに新作の『はやくねないとたいへんだ!』の読み聞かせでは、サトシンさん独特のテンポや抑揚に引き込まれ、子どもたちは声をあげて笑ったり、真剣な表情で聞き入ったりと、心が大きく揺さぶられていました。

また、子どもたちが物語を一緒につくっていく「おててえほん」では、前に出たお友達が堂々と発表し、それをみんなで想像して楽しむ時間となりました。
先生との掛け合いによる読み聞かせもあり、普段の絵本とは一味違うライブ感に、子どもたちは夢中になっていました。

会の中では思わず涙が出るような場面もあり、笑いあり、感動ありのあっという間の時間でした。
最後にみんなで記念写真を撮ったときの子どもたちの表情からも、楽しい気持ちと満足感が伝わってきました。

サトシンさんのエネルギッシュな読み聞かせは、子どもたちに「絵本ってこんなに面白いんだ!」とあらためて感じさせてくれる素敵な機会となりました。

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2025.09.05

5歳児 パン作りからパン配達へ

先日、子どもたちはチョココロネとメロンパン作りに挑戦しました。はじめに「どんなパンを作ろうか」と話し合いをすると、「チョココロネ!」「メロンパンがいい!」と意見が分かれました。
少し考えていたところ、ある男児が「2つ作ったらいいんじゃない?」と提案。その一言にみんなの表情がパッと明るくなり、2種類作ることが決まりました。
子どもたち自身で考え、意見を出し合い、形になっていく過程に成長を感じました。

今回で3回目となるパン作り。
生地をこねる手つきもすっかり慣れたもので、粉の感触を楽しみながら「ふわふわになってきたよ!」と笑顔で教えてくれる姿がありました。
力を込めて一生懸命こね終えた後の達成感は格別で、出来上がったパンを見た瞬間には「わぁ!おいしそう!」と歓声が上がり、子どもたちの目はキラキラと輝いていました。

そんな中、ある女児が「このパン、この前のおじいちゃんおばあちゃん(はいらん家の利用者の方々)に届けたいね」とつぶやきました。
その言葉に子どもたちも賛同し、「いいね!」「喜んでくれるかな?」と自然に会話が広がり、後日またパンを作って届けることが決まりました。
子どもたちの中から「作ってあげたい」「喜ばせたい」という思いが生まれたことに、保育者としてとても嬉しく、心が温かくなりました。

パン作りは単なるクッキング活動にとどまらず、仲間と協力する力や、人に喜んでもらうことの喜びを知る大切な機会になっていると感じます。
次回、みんなで作ったパンを持って訪問する日を、子どもたちは今からとても楽しみにしています。