2025.07.03
日高さくらの木では、子育て支援施設「 スリジエ・リアン」 をオープンしました。
場所は、奥州市立水沢中学校 正門前にあります。
子育て中のママが少しでもほっとできる時間を持てるように、さまざまなサポートを行っています。
先日開催した「お昼寝café」の一コマをご紹介します✨
初めての場所にちょっぴり不安そうな表情を見せた赤ちゃん。
でも、20分ほど保育士が抱っこをして過ごすうちに、少しずつ安心した様子に。
絵本を見たり、声をかけるとじっと目で追って反応してくれたり…そんな姿に保育士たちも思わず笑顔になりました☺️
離乳食もぺろりと食べて、ミルクもごくごく。1時間ほどたっぷり遊んだ後は、ぐっすりとお昼寝タイム💤
その間、ママには個室で「自分だけの時間」を過ごしていただきました。
お昼寝をしたり、あたたかいご飯をゆっくり味わったり——
毎日、家事や育児に全力で頑張っているママに、ほっとひと息ついてもらえる時間をお届けしています。
スリジエ・リアンを利用されたママと赤ちゃんが、リフレッシュして笑顔で帰っていく後ろ姿を見るたびに、私たちスタッフもとても嬉しい気持ちになります🌸
ご興味のある方は、LINE公式アカウントからお気軽にお問い合わせください📱
皆さまとお会いできるのを楽しみにしています🌼
2025.07.03
先日、0歳児クラスの子どもたちと一緒に、初めてのクッキング活動に挑戦しました。今回のメニューは「バナナきな粉スムージー」づくりです。
まだ月齢の小さな子どもたちにとって、「食材に触れる」「調理の過程に参加する」ということ自体がとても貴重な体験になります。
まずは、丸ごとのバナナを見せると、じーっと見つめたり、そっと手を伸ばしたりと、興味津々な様子。
「なんだろう?」という表情を浮かべながら、初めての感触にドキドキしている様子もありました。実際に手で触れてみると、つるつるした皮の感触や重さ、柔らかさを感じているようで、そっと握ってみたり、にぎにぎと力を入れてみたりする姿が見られました。
中には、普段の食事の中での経験を思い出したのか、皮をむくような仕草を自然にするお友達も。
日々の生活の積み重ねが、こうした場面で生かされていることを感じ、成長の一端が見られた瞬間でもありました。
バナナの皮を剥いたあとは、袋に入れてその上から手でやさしく潰していきました。
「おいしくな〜れ!」と保育者が声をかけながら袋をモミモミ。
子どもたちも保育者の様子を見ながら、一緒に手を動かして楽しんでいました。
袋越しに伝わるやわらかい感触が不思議だったのか、何度も触れては手を離すという動作を繰り返す姿もとても可愛らしかったです。
その後、ミキサーで滑らかにしたスムージーを小さなコップに注ぎ、いよいよ試飲タイム。
コップを渡すとじっと見つめ、保育者の介助で一口飲んで「ん!」と目を丸くする子や、「もっとちょうだい」と言わんばかりに手を伸ばす子もいました。
ごくごくと飲む姿はとても嬉しそうで、自分たちが関わって作ったスムージーを味わう満足感を感じてくれているようでした。
まだまだ一つひとつの経験が新鮮な0歳児の子どもたち。
これからも、さまざまな食材に触れたり、簡単な工程に参加したりする中で、五感を使って「食」に親しむ時間を大切にしていきたいと思います。
安全に配慮しながら、楽しく和やかなクッキング体験をこれからも重ねていきたいです♪
2025.06.25
先日、園内でチャイルドボディセラピストの資格を持つ職員による「ベビーマッサージ」の会を開きました。
「ベビーマッサージは、赤ちゃんにはリラックス効果や夜泣き、便秘の改善など様々な効果がありますが、、お母さんにもリラックス効果があって、心がふっとゆるむような癒しの時間になりますよ」というお話から始まったマッサージの時間。
お母さん方の表情はだんだんとやわらぎ、赤ちゃんと向き合うその姿はとてもあたたかく、自然と笑顔があふれていました。
ベビーマッサージは、赤ちゃんのペースに合わせて無理なく進めていきました。一緒にゆったりとした時間を過ごす中で、お母さんと赤ちゃんとの絆がさらに深まっていくのを感じました。
赤ちゃんたちは、お部屋の中に興味津々! ハイハイをして探索したり、つかまり立ちをしてみたり、時々こちらを見て「にこっ」と微笑んでくれる姿に、職員も思わずほっこり。
活動の後には、気になるおもちゃに手を伸ばして、じっくりと触ってみたり、繰り返し試して楽しむ赤ちゃんたちの姿も見られました。
そして、お待ちかねのランチタイム。お母さんと目と目を合わせて、やりとりを楽しみながら、「あーん」と大きなお口を開けて、モグモグごっくん!おいしそうに食べる姿は、見ている私たちも幸せな気持ちにしてくれました。
ベビーマッサージの他にも、親子で楽しめる活動をご用意しています。お子さんと一緒に、ほっとできるひとときを過ごしに、ぜひ遊びにいらしてくださいね。心よりお待ちしております。
2025.06.18
5歳児の子どもたちが春から大切に育ててきた野菜たちが、夏の訪れとともにぐんぐんと大きくなってきています。毎日の水やりや草取りなどを通して、子どもたちは植物の変化に気づきながら、野菜の成長を心待ちにしてきました。
この日は、にんじんの間引きを行いました。土の中からそっと引き抜くと、小さな根の部分にうっすらと色がついていることに気がついた子どもたち。「あ!オレンジのところがあるよ!」「もうにんじんになってる!」と、土の中で育っていたにんじんの姿に興味津々でした。
間引いたにんじんは、そのまま捨てずに、さっと茹でてマヨネーズを添えてみんなで試食してみることにしました。一口食べてみると、「ちょっと苦いけど、甘いところもある!」「これ、黄色にんじんだよね?」「もっと食べたい!」と、育てた野菜を実際に味わうことで、味や色、においの違いにも自然と気づく姿が見られました。
自分たちで育てた野菜だからこそ、子どもたちの関心もひとしおで、「もっと大きくなったらどうなるの?」「次はいつ食べられるの?」と、今後の成長にも期待が膨らんでいる様子です。日々の観察や収穫を通して、野菜がどのように育ち、食べ物になっていくのかを体験的に学ぶことができる貴重な時間となっています。
これからさらにぐんと大きくなるであろう野菜たち。次の収穫のときには、どんな発見や感動が待っているのか、子どもたちと一緒に楽しみにしていきたいと思います♪
2025.06.16
昨年度、年長児が取り組んでいたバケツ稲づくりに、今年度は年中児が挑戦し、毎日お世話を頑張っています。
土と水をどろどろになるまで混ぜる過程では、「プリンみたい〜!」「きもちいいね!」と泥の感触を存分に楽しむ姿が見られました。苗を植えるときには、「3本の指でやさしく持つ」というコツを伝えると、子どもたちは力加減に気をつけながら、丁寧に苗を植えることができました。
毎日の観察や水やりを通して、「昨日より大きくなってる!」「お水あげないと!」といった声が聞かれ、苗の成長に気づいたり、お世話をする気持ちが芽生えたりしています。少しずつ育っていく稲を見守りながら、子どもたちは生長への期待を膨らませています。
今後もバケツ稲づくりを通して、お米ができるまでの大変さやありがたさを感じる経験につながっていくことを願っています。