5歳児 野菜の生長
5歳児の子どもたちが春から大切に育ててきた野菜たちが、夏の訪れとともにぐんぐんと大きくなってきています。毎日の水やりや草取りなどを通して、子どもたちは植物の変化に気づきながら、野菜の成長を心待ちにしてきました。
この日は、にんじんの間引きを行いました。土の中からそっと引き抜くと、小さな根の部分にうっすらと色がついていることに気がついた子どもたち。「あ!オレンジのところがあるよ!」「もうにんじんになってる!」と、土の中で育っていたにんじんの姿に興味津々でした。
間引いたにんじんは、そのまま捨てずに、さっと茹でてマヨネーズを添えてみんなで試食してみることにしました。一口食べてみると、「ちょっと苦いけど、甘いところもある!」「これ、黄色にんじんだよね?」「もっと食べたい!」と、育てた野菜を実際に味わうことで、味や色、においの違いにも自然と気づく姿が見られました。
自分たちで育てた野菜だからこそ、子どもたちの関心もひとしおで、「もっと大きくなったらどうなるの?」「次はいつ食べられるの?」と、今後の成長にも期待が膨らんでいる様子です。日々の観察や収穫を通して、野菜がどのように育ち、食べ物になっていくのかを体験的に学ぶことができる貴重な時間となっています。
これからさらにぐんと大きくなるであろう野菜たち。次の収穫のときには、どんな発見や感動が待っているのか、子どもたちと一緒に楽しみにしていきたいと思います♪